女性ホルモンには、もともと心を明るく前向きにする作用があります。人間の情緒や情動をコントロールする働きが備わっています。更年期になって女性ホルモンが減ってきてしまうと、どうしても身体にいろいろな症状が出てきてしまい、気持ちもネガティブに傾きがちになってしまいます。女性ホルモンは脳の血流を良くして、神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの代謝を助ける働きも持っているため、女性ホルモンが少なくなってくると、これらの物質の分泌量も少なくなってきますのでイライラや、落ち込んでしまったり、前向きになれないといった症状が起こってきてしまいます。精神的な症状は表面的に出てくる身体的な症状よりも、時には辛く悲しいことが多いこともあります。
これらの精神の状態を改善していくためには、漢方を使用していくことがお勧めです。漢方の考え方では女性ホルモンのバランスにかかわっているのは、腎が働いていると考えられています。この腎はホルモンのバランスや生殖能力をつかさどっていて、老化を左右するとされていて、加齢とともに衰えていきます。体力や気力のエネルギーになっている気や、身体や心に栄養や潤いを与えている血もコントロールしているため、腎が衰えてくる更年期には身体とともに心の中も老化していってしまいます。ですから更年期には新しいことや変化についていきにくくなったり、ストレスへの抵抗が弱くなってしまい、そのことで自分自身が情けなくなりさらに心が不安定になってきてしまいます。
体質によっても精神状態に差が出てきます。イライラしやすい体質の人はもともとはパワーがあるタイプの人です。漢方でいうと心身のエネルギーの気が充実しています。ですが腎が衰えてくる更年期になると、気をコントロールする力が落ちてきてしまい、不機嫌になってしまったり、感情を抑えることができずにすぐに怒りを爆発させたりしてしまいます。この体質の人はパワーがありますから、いろいろなものを背負い込んでしまったり責任を持たせられたり、ストレスがフルの状態になっている人が多くいて、いつも気持ちが張りつめている人が多いものです。緊張感が目に表れてしまって、他人をにらみつけるように見たりすることもしょっちゅう出てきます。更年期に表れやすい不眠は腹が立ってしまって、夜寝られないといった形で表れてきてしまいます。いろいろな体質によって漢方を使用していくことで、その人に表れてくる精神の状態を改善することができますので、是非漢方を利用してみてください。更年期サプリ